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「家庭料理はもはや家庭では食べない」という言説から、したら家庭ってなんだ?家庭料理ってなんだ?ということを考えてきました。一昔前は家庭は<日常>で外出<非日常>であった。しかし最近になってくると外出も<日常>になりつつある。もはや家の中で食事をすることが減ってきつつある。
<家庭料理を買って食べる>もしくは<家庭料理を食べに行く>
みたいなことになってきていそうです。そうしたら一体家庭料理とはこれからどうなっていくのか、そもそも家庭というものはどうなっていくのか。のようなことを考えていけたらいいかなと思っています。とはいえなんだか難しそうなのでとりあえず「好きな食べ物」「お肉」から始めます。
前回は肉やチョコレートといったものに関して自分達はまるで何もしらないなあと衝撃を受けましたが、今回はしたらそもそも私たちはなぜ肉を食べるようになったんですかね?そういったことを考えていけたらいいなと思っています。自分の知識の範囲で言うと、
人間は「肉を選んだ」というより、「そこに肉があったから」
ということがおおきいようです。なんだそれ? なんですかね?
BGMは好きな方を選んでください。
🎺[T-Pain - May I ft. Mr. Talkbox ]T-Painのオートチューンとジャズな感じが冬の寒空に良いバイブスを醸し出してくれます。トラック長めですがほぼ[May I ]としか歌っていないので僕らでも歌えると思います。
🎺[TOCCHI - Cycle (Prod by.CraftBeatz)] TOCCHIはラッパーですが、とりあえず言いたいこといいまくるハードなラッパーではなくて、ブラックミュージックてきな、哀愁さえ漂うCraftBeatzのビートが最高です。このCycleを含む新作EPが本日より発売開始です。パワープレイです。
ー言われてみればそうですね(笑)。
だから少し肉に対して少し躊躇するようになっそうは言っても肉のない生活って可能なのかと考えたら、世の中の食べ物に肉ってありとあらゆる食べ物に使われているんだよね。だからこれ、仮にベジタリアンになりますって言ったとしても、肉以外で生活することって結構大変だし、ストレス溜まる。どうしても生活していくと肉が出現してくるんだよ(笑)。もう肉から逃れられない感じ。
―確かにそうかも。牛丼食べらないのはつらい。
自分たちは肉に囲まれているという。したらじゃあなんで自分たちは肉に囲まれているんだ?と思って。「食べること」進化史という本を読んでみたけど、そもそも人間は、人間の祖先初めは果実とか、植物とかを食べていた、と。そして二足歩行に変化したこと(気候変動、環境圧、自然選択?)によって、モノをもつということが可能になった。穴を掘ることが可能になり果実に加えて、植物の塊茎なども食べるようになった。人間の歴史は飢餓の歴史であり、「食べないものを食べる人が生き残る」といえるそうで、新しい食べものを常に開拓する必要があった。しかし植物や木の実などではエネルギー効率も悪く、何か新しいエネルギー源はないだろうかと私たちの祖先は考えた。そしてその答えが「肉」だったと。私たちの祖先が「なぜ肉を選んだか」の答えは「そこに肉があったから」だそうです。そこから、火を使った調理を生み出し、脳が肥大していき、今の私たちみたいな人間ができたと。
―そこに肉があったから、、
そう、そこに肉があったから(笑)。なるほど、なんだか要領を得ないですが、結果そのようになったと。だから私たちがこうやって生活できているのは肉のおかげであって、そういう意味では肉には感謝しないといけないかもしれない。ただだからといって、肉を食べなければいけないという訳ではないと思うんすよね。一応私たちは選択の自由があるわけで、本のなかでも、曰く、
そのため、ベジタリアニズムはきわめて”人間的”な食の思想といえます。
つまり、私たちは草も食べるし、肉も食べる、雑食であるがゆえに、人間には食べ物の選択権があると。だからベジタリアンになりたい、野菜中心の生活を選択したいという考えを持ってもいいわけで、だから逆に肉しか食べませんという考えを持っても、まあ別に構わないわけだよね。
―野菜ってどうも好きになれないんですよ、イモムシになっている気分がして(笑)。
イモムシ、、イモムシに失礼だろ(笑)。だから話を戻すと、ベジタリアンになりたいと思っても、社会が肉で囲まれているから結構ハードルが高いんだよね。仮に自分だけ草食生活を始めるとしても、一人暮らしならいいけど、家族で暮らしているなら少し手間かかるし、おそらくその分お金もかかる。ベジタリアンと聞くと高所得層の優雅な遊びなイメージもあって。超偏見だよね。ただ少なくとも貧困層はあえて肉を食べない「ベジタリアン」になろうとは思わないだろうし、肉が唯一のエネルギー源であるからさ。選択の余地がないんだよね。
―たしかに意識高いミレニアルがやっていそうではありますが、、
(次回の続きます。ベジタリアンの話から培養肉の話とフードマイレージみたいな話をしようと思っています。)
📖<取材・執筆・推敲 書く人の教科書> 古賀史健
おいしいラーメンの話をするのに、宇宙飛行士の話から始める
いったいいつお前は「書く人」になったんだと批判されそうですが、自然と「書く人」になっていました。正確には「書く人」というよりかは「書いている人」の方がしっくりきます。今まで自分流で書いてきたわけですが、意外に「書くこと」は続いているので、書き方くらい学んでおいた方がいいだろう。というわけで手に取りました。
本の中では「書く人」はライターのことを指しており、ライターとは、コンテンツを作るもの、エンターテインを目的にするものを指している。そうするとライターは「書く人」よりも「つくる人」に近い。むしろライターとは「作る人」なのだ、と。
そしてライターとは「取材者」であり、その取材に対する「返事としてのコンテンツ」をつくっている。
大事なことは「自分のことばで考える」こと。一人の主観を持った自己として取材をし、そのまた一人の自己として「その内容を自分のことばで考える、表現する」。
文章を書くことは、「翻訳のしかた」を学ぶこと。
一人ひとり翻訳の仕方は異なる。それぞれが正解不正解というよりも、自分のことばで考え、納得した上で作り上げることが大切である。そして推敲を繰り返す。
ライターは空っぽの存在である。だからこそ、ライターは取材をする。誰かの代わりにたつ。そうやって自分のことばとして仕上げ、最終的には自分の跡を消すこと。そうして一つの原稿として“成る”
超すごい本です。「書く人」も「あまり書かない人」もぜひ読んでほしいと思いました。自分もよりおもしろい文章を書けるように精進していこうと思います。
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<あとがき>
なんだかもうあっという間に年の瀬ですね。みなさんもう2021年はあと半月で終わってしまいます。何かやり残したことはありませんか? 今年の抱負は達成できましたか?自分は今年「感謝/」ということを掲げていました。感謝できた一年になったのでしょうか。 ちょっとわかりませんが、少なくとも4分の3くらいは感謝できたのではないかと思っています。来年は寅年らしいです。抱負考えます。みなさんも抱負考えてください。んで抱負シェア会できたらいいですね。連絡ください。
来週は出かけているので投稿お休み予定です。